家の日常的な床掃除がラクになったのでメモ。
今まではルンバ692をリビングとキッチンで使っていたのだけど、マッピング機能がなくランダム走行のため、掃除にかかる時間にかなりばらつきがあった。早いときは1時間、遅いときは2時間くらい動いて電池切れで止まったり。ルンバ現行モデルで一番安い機種だけど、WiFi、スマホアプリでの遠隔操作、自動充電、Alexa対応の最低限の機能は備えており、役割は十分に果たしてくれていたと思う。
ルンバ692の時にロボット掃除機についてあまり下調べせずに買ってしまったのを反省して、今回はその他メーカーも視野に入れて自分なりに比較して選んだ。ルンバの上位機種は予算の関係でやめた。色々あって迷ったけど、ECOVACSに。マッピング機能付きで、自動吸引ゴミ収集機能が付いているDEEBOT N8+とでさらに迷ったのだけど、まずはマッピング機能だけでいいかと思い、廉価なDEEBOT N7にした。
ロボット掃除機
DEEBOT N7はAmazonタイムセールの時に購入。価格推移をKeepaで見たらタイムセールをよくやっているっぽかったので安くなるのを待った。
WiFi、スマホアプリでの遠隔操作や清掃開始時間の予約、自動充電、Alexa対応に加えて、レーザーマッピングでの清掃範囲の指定、床の水拭きが可能になった。
稼働時の音について。ルンバの他のモデルは使ったことがないので比較できないけど、ルンバ692に比べると騒音はかなり抑えられていると思う。ルンバ692は音が結構うるさかった。まず壁や家具にぶつかることもないので、そういった衝撃音もないし、走行音や吸引音も普通の掃除機くらいかなと。吸引力・標準モードで寝室階下で運転しても全然気にならずぐっすり寝られるくらい。不満はない。吸引力は落ちるが静音モードもある。
やっぱり使ってみて実感したのだけど、マッピング機能は必須だった。掃除の効率が段違い。始めからマッピング機能付きのを買えばよかった。
部屋の間取りを記憶して、無駄な動きがなく効率的に走行してくれるので、清掃時間がかなり短くなったし、いつも同じ時間できっちり掃除してくれる。以前のように、ドアを閉めてルンバが出ていかないようにしてキッチンとリビングに限定して使用する必要がなくなったのも嬉しい。充電ドッグを置いている部屋のドアから出ても清掃終了後にちゃんと充電ドックに戻ってきてくれるので、廊下や他の部屋も掃除できるようになった。スマホアプリでエリアを分けて、清掃範囲をエリア単位で指定して清掃予約ができるのも便利。進入禁止エリアも設定できる。
スマホアプリでは、清掃ログとして清掃した面積と時間、清掃開始時間が確認できる。清掃開始から充電ドッグに戻るまでのロボット掃除機の走行ルートも可視化されていて便利。一応Alexaで使えるようにスキルも入れたのだけど、予約でしか使っていないのでいまのところ出番がない。
床の水拭きはブラーバで足りているのでまだ試してないけど、掃除機をかけながら水拭きも同時にしてくれるらしい。洗って繰り返し使えるパッドと消耗品の専用パッドが付いていた。市販のフロアシートが使えず、専用パッドを洗って使うのがめんどくさいのと消耗品のコストを理由にDEEBOT N7の水拭き機能は使っていないけど、ブラーバがなかったら使っていたと思う。
マルチマッピング機能で、違う階でも使えるのだけど、掃除機本体と一緒に充電ドッグも使用する階へ移動させる必要があり、面倒なのでリビングのある階だけで使用している。
ロボット掃除機を導入してから子供が毎日寝る前に床に自分の物が落ちていないか確認して片付ける習慣も付いたし、よかったと思う。早く買っておけばよかった。リビングの椅子も床から浮くように机に掛けて置けるものにした。
掃除頻度。毎日就寝中に予約清掃している。朝起きたら部屋がきれいになっている。一応毎日やっているけど、ダストボックスのゴミ捨ては週に2、3回でもよさそう。
普段の床の水拭き
以前から水拭きにはブラーバ390jを使っている。今なら水拭き機能も付いているDEEBOT N7だけでいいような気もする。小型で、市販のお掃除シートが使えるのが魅力。音も静か。
基本的に食器洗いが終わった後のキッチンで使用。食器を軽く水洗いして食洗機に入れる時に水滴が落ちて床が濡れるので、ブラーバに拭いてもらっている。週1くらいでリビングも水拭きしている。
ウエットモードで付属の水タンク付きのウェットモップパットに専用のウェットクロスを取り付けて使用し、ドライモードで付属のドライモップパットにドライクロスまたは市販のフロアシートを取り付けて使用できることになっているけど、市販のウェットシートで水拭きしたいので、ドライモップパットに市販のウエットシートを付けて掃除している。しっかり拭きたいときはウエットモード、直線拭きで簡単にすませたいときはドライモードで。
タンクなしだと拭いているうちにシートが乾いてしまうので、そうならないようにあらかじめ床に市販のお掃除液を噴霧している。ダイソーのペットボトルに取り付ける手動式噴霧器を使用。トリガーを押したまま撒き続けられるのでラク。当初はスプレーで撒いていたのだけど、何度もトリガーをシュッシュッやってると指が疲れてしまうので噴霧器に切り替えた。
シートに合わせてお掃除液も水の激落ちくんにしている。
食卓を拭いたりするのにも使っていて、除菌アルコールだけだと取れない汚れを先に激落ちくんとティッシュで拭いてから仕上げに除菌アルコールで拭いている。
ブラーバを買った時に付いていたサンプルが良かったので純正の専用洗剤もストックしている。さわやか系のいいにおいがするのでたまに使う。
スティック型掃除機
3年前からマキタの10.8V紙パック式のCL107を使っていたのだけど、最近これにサイクロンアタッチメントを取り付けたらゴミ捨てがすごく便利になった。
紙パックがなくなってきたのでamazonで探してて気付いたのだけど、こんなのあったの知らなかった。早く買っておけばよかった。
今までは吸引力が落ちてきたら、バッテリー切れか紙パックが満タンになってるかという感じで、紙パックの交換サインがなくて交換のタイミングがわかりにくかったのだけど、これで解消した。ゴミが透明な水色カップに溜まるようになったので、溜まっているゴミが一目瞭然。カップはサッと取り外しできるので捨てるのもラク。これでもう紙パックに入り切らなかったホコリや髪の毛などのゴミをホース部分に溜めてしまうこともなくなった。
紙パックも今まで通り付けて使用して、吸い取られたゴミのほとんど全部が水色のカップ部分に溜まる。1ヵ月使って紙パックの中を見てみたけどゴミは微細なホコリ程度で1%も溜まってない感じだった。うちの場合、紙パックの交換は年単位でも大丈夫そう。
メインはロボット掃除機におまかせしているので、こちらは主に階段掃除と洗面所や脱衣所に落ちている髪の毛の掃除に使っている。マキタの前に使っていた他メーカーの掃除機はブラシに髪の毛が絡まって大変だったのだけど、これはブラシがないタイプなので手入れがラク。吸引力の強い18Vの方も気になっているんだけど、いまのところ、うちの用途的には10.8Vのこれで十分かな。
サイクロンアタッチメントを付けたらその分長くなったので、後から短いパイプを追加で買った。サイクロンアタッチメントと短いストレートパイプがセットになってる商品もあった。
・・・という感じで、毎日の掃除に時間が掛からなくなった。自分でやらなくてもきれいにしてくれてラクで助かる。毎日床がきれいだと、階段その他の、自分でやらなきゃいけない掃除も進んでやるようになったし、ロボット掃除機を購入してから家の掃除についてはかなり改善した。
それと、いままで使っていたルンバ692は寝室や子供部屋のある階で使うことにした。複数の個室をまとめて掃除することはできない(家の間取り的に廊下に出ると部屋に戻れなくなる)ので、普段は廊下に置いて充電しておき、使うときは掃除をしたい部屋に持っていって使っている。ベッドの下の掃除がラク。ちゃんとホコリをとってくれる。音はうるさいけど今までと同じく昼間に誰もいない部屋で使えば気にならない。本当はもう1台DEEBOT N7がほしいけど、まだ壊れてないし、次に買い換えるまでは大丈夫かな。