布マスクの作り方メモ1(ノーズワイヤー・フィルターポケット付き)直線裁ち・直線縫い


子供のコロナ休校が終わってからここ2ヶ月ほど、空き時間はほとんどマスクを作って過ごしていました。初めは学校が始まった子供用に作っていたのだけど、大人用も含めていろいろ作っているうちに楽しくなってきて趣味化しました。家族分以外に作りすぎたものは実家に送ることに。いっぱい送ってしまって迷惑かなとも思ったのだけど、欲しい人にあげてもらったりできたみたいでよかった。使ってもらえてありがたい。

布マスクなので飛沫防止のエチケット用マスク。一応ノーズワイヤーとフィルターポケットをつけているけど、公共の乗り物で移動せず、人混みを避けて使用している。

ここ数年は年に一度くらい子供の学校の給食マットとか給食マスクを作る程度だったので、こんなにずっとミシンを使っていたのは久し振り。服も作った。子供用に鬼滅の刃の胡蝶しのぶ風の羽織や自分用のワンピースなど。

それから、ニット地のマスクも作りたくなったので、カバーステッチミシンを購入。普通のロックミシンは10年前に買ったのがあって、その頃から服作り用にカバステも欲しかったのだけど、ようやく手に入れたという感じ。当時、結局そんなに縫う時間取れなかったり、他の趣味ができたりで買わないままだったんだよな。いまのところ、カバステはまだちょっと試し縫いしてみた程度。ニット生地は昔買ったものも含めて練習用のは割といっぱいあるので、これからどんどん作って練習したい。

ということで、ここで一旦、忘備録的にマスクの作り方をまとめておくことにしました。


何種類か作ってみたんですが、個人的に形が一番しっくりきたのがこの舟形マスク(大臣マスク)。私は上下2箇所の水平方向の折り目は縫わずに作っている。なんとなくない方が好みなので。代わりに、ゴム通し部分を縫う時にコの字に縫って多少補強っぽいことはしている。あとは、ハリのある生地で作って真ん中で折り目をつけておくと形状が維持できていいかなと。洗って干すときもこの左右真ん中で折った形で乾燥させてる。

それと、四角い布で作るので、裁断はロータリーカッターでの直線断ちだけでいいしミシンも直線縫いだけでできるのでラクだし、左右のパーツを縫い合わせる際の柄合わせの必要がないところも気に入っている。

この鼻のところとあごのところの角度がちょうどいいので、この角度を維持したまま口元に丸みをもたせたいと思い、作ってみたのでメモ。タックの方向は全て下向きにした。

晒は種類によって幅が違うけど大体どれも35cmくらいでマスク用にぴったりな上に、ポケット口に耳を使えば糸のほつれ防止処理(端ロックとか3つ折り縫い)の必要がなくラクだし布の厚みを減らせるので、今回はこれを使って作っていく。

youtubeとかでいろんな方が作り方を上げてくださっているので、ベースの舟形マスクはそちらを参考に作っています。マスクに限らずメイキング動画は楽しいので結構見ます。舟形マスクは見た感じ、大きく分けて作り方が2種類あって、四角い布を端から3cmくらいのところに印をつけて折り上げる方法と、布の四つ角をカットとしてから折り上げる方法があると思うんですが、私は前者の方で作っています。その方法でも最後にゴム通しを作る時に布の厚みを減らすために角の部分もカットする。先に四つ角を落とす方は折り上げの時のガイドも兼ねて製図されているみたい。

これから先、写真付きで作り方メモが続くんですが、一言でいうと、通常の舟形マスクで端から3cmで折り上げる所を端から1cmに変えて、上の部分は山谷反転して折って、真ん中端側を3等分する感じでタックを入れるだけです。

作り方

材料

・男女共用大人サイズ(ゴム通しをバイアスで包んで作る場合):
材料:晒(幅35cm~36cm程度)22cm、バイアス布4cm×9cm(バイアス断じゃなくても可)2つ、マスクゴム25cm、ノーズワイヤー10cm(使い捨てマスクに入っているものの再利用も可)

※晒ではなく他の布で作る場合は上下の布端のほつれ止めや縫い代分を足して、1枚布なら横22cm・縦35cm。裏表別布なら表布:横22cm×縦19cm、裏布:横18cm×縦19cm。

・男女共用大人サイズ(ゴム通しを三つ折りした表布で作る場合):
材料:晒(幅35cm)24cm、バイアス布4cm×9cm(バイアス断じゃなくても可)2つ、マスクゴム25cm、ノーズワイヤー10cm

※※小顔女性・小学校高学年用は縦横2cm減、小学校低学年・園児用は縦横さらに2cm減。

1.ノーズワイヤーを入れるところを縫う


短辺を端から1cmのところで折って、端から2mmで縫い、端から8mmのところで中央10cmを縫う(厚紙でガイドを作っておくとラク)。

※ノーズワイヤーは幅4mmくらいのものを想定しているため、幅が広いものを入れる場合はステッチ幅の調整で対応。

2.フィルターポケットを作る


長辺を約半分に折ってポケット部分とする。内側になる布は外側の布より3~5mmくらい下げておくと、装着時にはみ出しにくくていいと思う。

これで横22cm、縦17cmのマスク用のベースが完成。ここから折り方次第でプリーツマスクやタックマスクにもできる。

※今回はバイアスで包むので表布と裏布の横幅を揃えてあるけど、ゴム通しを表布で作る場合は裏布を左右2cm切っておく(写真の薄い緑色の部分)。表裏別布で作る場合は、初めから裏布の横幅を表布より4cm短くしておくと無駄がなくていい。

※幅の違う晒や表裏別布で作る場合は、縦が17cmになるように調整する。表布と裏布のつなぎは5mm程度の袋縫いや端ロックで対応。

3.布を折って縫う


鼻:口元:あご=1:2:1で写真の様に折る。`


まず上下のパーツを折って形成。写真の様に端から1cmのところに辺が来るように折る。下は通常の舟形マスクと同様の折り方。上は通常のものを山谷反転させた折り目になる。裏表ひっくり返して折ってもいい。

次に口元のパーツを2等分するようにタックをたたむ。布端は3等分するように印をつけ、赤線左右の点を持って山折りしつつ谷折りして緑の線に合わせる。


口元の中心が前に出て丸みができた。

4.表裏分離してたたみ直して、ゴム通しを付ける


アイロンをかけて折り目をつけたら、一旦開いて表布と裏布を剥がしてたたみ直す。※ポケットを開けやすくするため。

端の中央から内側へ1cmのところに縦に線を引いて、そこから5mm内側にミシンを掛けて抑えた後、線を引いておいたところでカット。


縦方向は少し長めにとってあるので口を動かす余裕が多少ある。口元は改良前でも話をするときなど口を動かしてもマスクにつくことはほとんどなかったのだけど、丸みをもたせることでよりその心配はなくなったと思う。

※今回は比較用に工程2の基本ベース22cm×17cmから作成するため横22cmにしたけど、表布の横幅20cm、裏布の横幅16cmでもOK。その場合、折り印を端から1cmから0cmに変更して(印付けの必要がない)、ゴム通しを付ける時に左右端のカット部分を1cmから0cmに変更する(中心から一番短いところに合わせてカットする)。

表を柄布に変更しての作例


表布は綿100%ギンガムチェック(昔買った生地なので詳細不明、ブロードくらいの厚み)、裏布は晒で作ってみた。

白の晒のみだとタックの重なり部分が三角に透けて見えていたのだけど、表布を変えたら気にならなくなった。


正面から見たところ。左右の柄は繋がっているけど、タックを追加していない元の舟形マスクの方が柄の出方はきれいだと思う。


斜めから見たところ。装着すると、あご下部分はほとんど見えなくなるので、この部分はもう少し縦に短くして面積を減らした方が涼しくていいと思う。改善の余地あり。


フィルターポケットとノーズワイヤーを入れるところ。ポケットは大きく開く。


3回洗濯したもの。アイロンなし。真ん中のタック部分は短くなったけど、口元の丸みは確保されている。

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