
夏に作ったマスクを、生地を変えて秋仕様で作ってみようかなと思い、以前メモしておいた記事を見返してみたら生地の寸法が違っていたりしたので、作り方を改めてメモしておくことにしました。
表布と裏布を別で作るタイプのマスクの作り方です。
ノーズワイヤー・フィルターポケット付き。
ヤマシン・フィルタシートを入れてみました。
材料
男女共用サイズ:表布(横24cm・縦18cm)、裏布(横20cm・縦17cm)
作り方
1.表布、裏布の上の辺をそれぞれ端ロック
(工程2を三つ折りで仕上げる場合は不要。)
2.ノーズワイヤーを入れるところと、ポケット口の作成
表布は端から1cmで内側に折り、端から6mmで中央10cmを縫う。
裏布は端から7mmで内側に折り、端から5mmで縫う。
(三つ折りでもOK。その場合は予め、裁断前に布の縦サイズに三つ折り分の長さを追加しておく。)
3.下辺を袋縫い
下の辺を中表にして端から3mmで縫う。
開く。アイロンでもOKだけど、面倒なのでコロコロオープナーで。
表に返したらまた下の辺を端から3mmで縫って、袋縫いで仕上げる。
4.大臣マスク(舟形マスク)風に折る
裏布が上にある状態で中心で下に向かって折る。
折った部分を今度は上に向かって半分に折る。
2回めに折った部分をそのままに、1回目に折った中心部分を開く感じで上に倒す。
下辺を中心に合わせるように折る。
この状態で軽くコロコロしておく。
5.さらに大臣マスク(舟形マスク)風に折る
縦に半分に折る。端から1cmでフリクションで印付け。
下辺を印に合わせて折る。
上部も同様に。そのままでもいいけど裏返して折った方がやりやすいかな。重なってる下側から折って、上側を下側に合わせて重ねて位置合わせする感じで。
終わったら表に返しておく。
6.タックをとる
初めに折った中心線を折ってタックにする。タックの幅は上下の折り目(上の画像の緑の点)が重なるくらいがいいと思う。
アイロンでプレスしてしっかり折り目をつけておく。印付けのフリクションもここで消しておく。
ロータリーカッターなどで端をカット。
カットした部分を端ロックしておく。(ゴム通しを三つ折りで仕上げる場合は折り目を固定するため、ミシンで仮縫いしておく。)
7.フィルターポケット作成
表布と裏布を分ける。それぞれたたみ直してソーイング用の仮止めクリップ等でとめる。
装着時にポケット口がきれいに顔に沿うように、ポケット口の表布と裏布の張り具合を調整する。
8.ゴム通しの作成
1.5cmくらいで折って端から1cmくらいで縫う。3つ折りする場合は端から5mmと15mmくらいで折って縫えばいいと思う。
9.完成
ということで完成。
アゴ部分が浮く場合は、工程6でタックを大きめにとって調整。
それでも大きければ、材料の布の大きさを小さくする。
小顔サイズは、縦横1cm短くする。(横に長めな方が良ければ縦だけ1cm短くする。)
小学校高学年用には、縦横2cm小さいサイズで作ったらだいたいちょうどいい大きさになった。ヤマシンフィルタも入る。(タックのとり方で完成時のマスクの縦幅が変わるので、入らない場合はフィルタの角を少しカットしたりする。)